2025.09.19 【光を際立たせる精度】天井のライトポケット下地処理とジョリパットで、高級感あふれる空間を創出

                                                 

【工事概要】

  • 工事内容:間接照明用凹部(ライトポケット)の下地造作、ジョリパットによる壁面・天井の一部仕上げ
  • 場所: 大阪市北区 うめきたエリア商業施設
  • 施工期間: 2023年12月 〜 2024年11月
  • 施工面積: 68,000m2

<< 工事の課題と求められた意匠性>>

【デザインコンセプト】

今回のテナント様は、メインの空間に間接照明を取り入れることで、柔らかで洗練された光の演出を求められました。この照明効果を最大限に引き出すため、光を反射させる天井の凹部(ライトポケット)のミリ単位の精度と、陰影を美しく表現するジョリパットのテクスチャが不可欠でした。

【施工の難易度】

ライトポケットの精度: 間接照明は下地のわずかな歪みが影となって現れるため、凹部のボード造作において、厳密な精度が要求されました。

 

<< 職人の技術が光る施工プロセス>>

【ライトポケットの下地処理と精度】

間接照明を仕込むライトポケット(凹部)は、この空間の主役となる光の源です。照明が美しく映えるよう、熟練の職人による厳密な墨出しと、ボード貼り付け後の入念なパテ処理(下地調整)を実施しました。この高精度な下地造作こそが、均一でムラのない光のラインを実現する鍵となります。

【ジョリパットによる意匠仕上げ】

壁と天井の一部には、お客様指定のジョリパットを施工しました。ジョリパットの繊細な凹凸が光を受けることで、空間全体に上質な陰影を生み出し、テナント様のブランドイメージにふさわしい、深みのある意匠性を実現しました。

 

【担当者コメント】

この度は光の演出という重要な部分の工事をご依頼いただきありがとうございました。

今回のプロジェクトでは、下地材を意匠材として扱うという高い意識で臨みました。特にライトポケットの精度は、職人の「1ミリの狂いも許さない*というこだわりが詰まっています。

この新しい空間が、光と影の美しいコントラストによって、多くのお客様に愛される魅力的な店舗となることを願っております。今後も、意匠性の高い内装工事はぜひ当社にお任せください。